エヌ・テックのヒートシンクソリューション
ヒートパイプ・ヒートシンク
ヒートパイプ・ヒートシンクは発生した熱をヒートパイプにより受熱部から放熱部へ移動させ、放熱部のフィン等で放熱します。お客様のご使用条件に応じて最も適した放熱ソリューションをご提案させて頂きます。ヒートパイプ・ヒートシンクの代表的な使用方法は以下となります。
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放熱型ヒートシンク
ヒートパイプにより放熱可能なスペースまで熱を輸送させ、フィン等で放熱します。ヒートパイプの曲げ加工により、ご要望に合わせたレイアウトで製作することが出来ます。
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熱輸送型ヒートシンク
受熱部と放熱部をヒートパイプで繋ぐことで、例えば筐体への放熱や水冷装置と組み合わせた放熱ソリューションを可能にします。
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熱交換型ヒートシンク
中間仕切りを境にそれぞれ高温と低温の空気をフィンに通過させ、ヒートパイプによって熱交換を行います。高温側と低温側が完全に分離されており、気密性を維持した熱交換が可能です。
クリンプフィン型ヒートシンク
放熱性能に特化した環境対応型ヒートシンクです。

クリンプフィンは従来より広く使用されているダイカストや押出加工のヒートシンクでは達成できない高性能なヒートシンクとなります。
ベースとフィンを機械的に圧着する工法のため、ご要求性能に応じて材質、サイズ、枚数、厚みを最適化することが可能です。
エコフィン型ヒートシンク
軽量化に特化した環境対応型ヒートシンクです。

エコフィンは従来技術と比較して大幅な軽量化を実現する放熱ソリューションです。薄板のベースに設けたボスとフィンの穴をかしめることで、機械的に圧着しています。フィンのレイアウトやベース形状の設計自由度が高いことも特徴です。
ヒートパイプやヒートシンクの適用例
ヒートパイプはLEDやCPU、熱交換型冷却器などの機器に採用されています。